株式レポート

<株式Weekly Report >

先週の日経平均のマーケット情報(2020年5月18日~2020年5月22日)

日経平均のレンジ

5/18 (月)5/19(火)5/20(水)5/21(木)5/22(金)
始値20,097.6220,469.5220,454.4920,692.5920,583.95
高値20,197.5920,659.4620,684.4620,734.9120,615.12
安値19,999.1020,433.4520,454.0320,503.8720,334.99
終値20,133.7320,433.4520,595.1520,552.3120,388.16
前日比+96.26+299.72+161.70-42.84-164.15

 先週の月曜日の日経平均株価は、2日続伸となった。先週末のニューヨークマーケットが堅調な足取りで推移したことを受けて、小幅高で寄付も10:00までは、前日引値を挟んだ動きに終始し、一時は、20,000円の大台を瞬間割り込む場面も見られたが、すぐさま買い戻しの動きが優勢となり、ジリジリと価格を切り上げる展開となった。この背景には、先週のレポートでも少しふれましたが、東証マザーズ指数の動きにあります。この日の東証マザーズ指数は、大引において戻り高値更新となった。この動きに連動して、日経平均も連れ高の動きとなるが、大引けにおいては、5MAがレジスタンスとして作用した相場展開となった。

 先週の火曜日の日経平均株価は、3日続伸一時20,500円を上回る局面も見られた。コロナワクチンへの期待の高まりで、ニューヨークダウが900ドルを超える上昇ならびにNASDAQならびSP500の3指数も揃っての力強い相場の地合いを引き継ぎ、寄り付きからギャップアップでの上昇となった。その後の相場展開は、結果的に寄付15分でこの日の高値をつけて緩やかに利食い売りに押される展開となり、上髭小幅陰線での引けとなった。この日は下降トレンドの75日MAがレジスタンスとして作用し上値を抑えられた格好だ。

 先週の水曜日の日経平均株価は、4連騰で75日移動平均線を突破した。前日の海外マーケットの動きは、完全無視で高需給に支えられての相場展開となった。インデックスは、小幅高で寄り付き、その後は、ドル高円安の動きもあってジリ高となり堅調な足取りとなった。この背景には、クレージな上昇とも言える東証マザーズ指数の上昇にある。終値でYHを更新し、900ポイント突破となった。この流れに連動して、当日の引値は、日経平均株価ならびに、TOPIXの両指数にも波及して、双方とも、75日移動平均線をクリアしての引けとなった。東証1部の売買代金は概算で2兆1700億円とインデックスの上昇の割には、ボリュームの盛り上がりにはかけた。

 先週の木曜日の日経平均株価は、5日ぶりに反落となった。前日のニューヨークマーケットを好感して、ジャンプしてのスタートとなり、一時20,700円突破となるも利食い売り優勢の展開となり、前引けには、マイナスレンジでの引けとなった。後場スタート直後もこの流れが続き、20,500円をテストする動きが見られたが、急速に切り返しの動きが見られ14時過ぎには、後場の高値20,650円付近までの切り返しが見られ、その後は、前日引値をはさんだ動きに終始し、大引けはマイナス圏での引けとなった。また、売買代金も2兆円を下回り、注目の投資主体別売買動向の外国人は5週連続の売り越しとなり、その額は1,296億円となっていた模様だ。

 先週の金曜日の日経平均株価は、2日続落となった。前日のニューヨークマーケットは軟調な地合いで取引を終えたが、インデックスは、かろうじてプラスでのスタートとなるが、その後は、前日終値を挟んだ動きに終始し、その動きも10時すぎには終わりをつげ、その後は、マイナス圏での動きとなった。後場寄り付きに関しては、サプライズなしの臨時日銀会合結果が、売り方勢の見方となった模様だ。また、この日5MAと75MAがGCとなったが、結局大引けは5MAを割り込み75MAよりわずかに上回る非常に微妙な水準での引けとなった。


《今週の想定レンジ20,000円-20,750円》

 今週の日経平均株価について、ファンダメンタルズ面においては、目先の新型コロナウィルスの関連ニュース報道に関しては、非常事態宣言が段階的ではあるが、全都道府県ベースでの解禁に向け、マーケットはかなり、先取りした相場展開となっており、実体経済状況との乖離は、日に日に乖離が拡大しつつある。特に、NASDAQマーケットとニューヨークダウの関連のように、東証マザーズマーケットと東証一部マーケットの動きに関しては、東証マザーズマーケットの上昇に連動する形で、好循環となっているが、日柄感からは、そろそろ調整モードが到来か?ということで、空売り残も上昇傾向を辿っている。また、テクニカルからみたカレンダーベースで注目ポイントを上げると、日経平均株価の月足の一目均衡表の雲の上限レベルである。この水準は、20,403円となっており、5/29の月末の大引値がこの水準を上回っての引けとなると6月から上昇には、ポジティブな要素として働く、ただ、TOPIXは、現時点においては、月足一目均衡表における雲の下限レベルがレジスタンスとして控えていて、現時点においては、上値の重さが伺えるといったところだ。今週、最も注目したいテクニカルポイントとして、3/19から形成されている上昇ウェッジの収斂の行方である。タイミングとしては、今週末にでもどちらかにブレイクする限界ポイントまで達しており、ブレイク後の動きには注意を要する。今週のレンジは、この上昇ウェッジをまだ、ブレイクしない前提のレンジであるが、週後半以降にブレイクした場合は、ハイボラティリティな動きが予想されるので注意としたい。上方ブレイクした際のターゲットとしては、200日MAが通過しているレベル21,600円付近(現在下降中)まで、下方ブレイクした際には、日足一目均衡表の雲の下限となる19,000円割れ水準が一つの目安になるものと思われる。


今週の経済指標は、こちらをご参照ください。

http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.html




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