株式レポート

<株式Weekly Report >

先週の日経平均のマーケット情報(2020年6月22日~2020年6月26日)

日経平均のレンジ

6/22(月)6/23(火)6/24(水)6/25(木)6/26(金)
始値22,353.6922,636.0622,541.0122,287.8722,424.37
高値22,575.7422,693.8922,663.2922,423.4122,589.14
安値22,311.9422,257.1422,479.8622,165.1422,408.27
終値22,437.2722,549.0522,534.3222,259.7922,512.08
前日比-41.52+111.78-14.73-274.53+252.29

 先週の月曜日の日経平均株価は、反落となった。先週末のニューヨークマーケットが軟調に引けた地合いに寄り付きから、一気に反落してのスタートとなったが、ニューヨークダウ先物が、堅調な地合いで取引されているのを背景に、前引けにかけては、買戻しの動きが広がり前引けは、プラス圏での引けとなっていた。後場スタートは、前場の動きとは真逆にギャップアップでスタートとなるが、22,500-22,550円の取引レンジでは、上昇力が鈍かったのと、ニューヨークダウ先物が、13時を境にピークアウトして軟調な動きになったことで売り物先行の展開となり、大引けにおいて、5日MAをレジスタンスと意識し日経平均株価とTOPIX両指数ともに下回っての引けとなってしまった。東証1部の売買代金も概算で1兆6500億円と2兆円割れとなり、戻り相場にイエローシグナル点灯となった。

 先週の火曜日の日経平均株価は、大幅反発となった。前日のニューヨークマーケットが3指数揃っての堅調な引けであったことを好感して、日経平均株価も大幅反発して寄り付き10時過ぎまでは堅調な動きをみせていた。けれども、ナバロ米補佐官発言で米中問題の懸念が嫌気され、わずか30分の間に400円近くインデックスは下落し、一気にマイナスレンジにシフトした。しかし、急速に買戻しの動きが広がり、30分後には下落前の水準の22,600円付近まで急速に戻りを見せた。その後は、22,600-22,650円レンジでの動きとなり、大引けにかけては、利食い売りに押され上げ幅を縮小するも、日経平均株価ならびにTOPIX両指数ともに5MAを上回っての引けとなり、底堅い動きを見せた。

 先週の水曜日の日経平均株価は、小幅反落となった。前日のニューヨークマーケットは堅調な推移となっていたが、日経平均自体は、わずかに安く寄付きその後は、前日引け値と22,650円付近を上限にレンジでの推移となった。後場においては、取引レンジが切り下がり、前日値を挟んで±50円程度のレンジ相場の展開となり、大引けはわずかに反落するが、5MAはキープしての引けとなった。東証1部の売買代金は概算で2兆0300億円と2兆円を上回るも上値が相当思い印象となった相場展開が続いた。一方で、この日マザーズマーケットには、2月半ぶりのIPO銘柄の上場があり、公開価格の約2.3倍の値段が付きさらにS高を演じるといった新興市場の賑わいぶりが、対照的であった。

 先週の木曜日の日経平均株価は、大幅続落となった。前日のニューヨークマーケットが、コロナウィルスのSecond Waveに対する懸念から主要3指数揃っての下落にリンクして東京マーケットは寄付きからギャップダウンでのスタートなり、終始マイナスレンジでの推移となった。コアレンジとしては、22,200-22,400円の動きに終始し買い戻されては売られての展開が継続し、大引けは、22,200円付近での引けとなった。このレンジは、5MAと25MAの間で繰り広げられ、一時は25MAを割り込む局面も見られた。一方で、TOPIXは、25MAをも下回る水準で引けており、5MAと25MAがDC寸前となっている状況だ。また、この日の注目された外国人投資家動向は、2週連続の売り越しとなりその額は、先々週を上回る約3,330億円となっていた模様だ。東証1部の売買代金は概算で2兆2600億円と、売り物が膨らんだ分で2兆円を上回っての額となった。

 先週の金曜日の日経平均株価は、3日ぶりに大幅反発となった。前日のニューヨークマーケットの株高を素直に反映して、寄り付きから一気にギャップアップの展開となった。前場のトレーディングレンジは、22,400-22,500円での推移となり、後場においては、100円レンジが切りあがり、22,500-22,600円での推移となった。大引け値も22,500円もキープしてかつ5MAを上回っての引けとなり、底堅さが伺えた格好だ。また、TOPIXもわずかにではあるが、5MAをクリアしての引けとなった。業種別でみても、精密機器、空運、鉱業の3つのセクター以外は、すべて上昇といった相場内容となった。ただ、東証1部の売買代金は概算で2兆0300億円とわずかに2兆円を上回った程度にとどまった。


《今週の想定レンジ21,500-22,500円》

 今週の日経平均株価について、先週の動きとしては、底堅いが上値もおもく重く完全にレンジ相場入りの展開となった。ここ数週間の投資家動向に関しては、買越額は減少しているが、2週連続となっている個人投資家に対して、外国人投資家が2週連続の売り越しとなっていることで、相場の転機となるかに注目される。また、日経平均株価にばかり注目されがちとなっているが、TOPIXに関しては、テクニカルベースで見ると、移動平均やチャート形状からみても来週以降、すぐにも反発しないと、明らかに売り転換のシグナルが転倒していて、状況は非常に悪い。

 今週は、ファンダメンタルズ面においては、週末にかけ雇用統計の発表やそもそも米国市場は、ロングweekendとなっており、週末にかけたポジション調整の動きには、注意したいところだ。

 また、米国のニューヨークダウの形状も非常に悪く、コロナのsecond waveに対する警戒懸念から、今までファンダメンタルズを無視して、上昇を続けてきていた相場展開とはことなり、リスクオフモードに落ち入り安い状況になっていることに注意したい。

 最後に、現状は日銀ならびに米FRBによる市場最大規模のマネーの供給によりある意味安心感がただよっているが、この安心感によるマーケットのムードが一転リスクオフムードに傾いた際は、それ相当の値幅調整を余儀なくされると考えられ基本レンジ相場と想定するものの、ここからの7月SQまでは、乱高下を警戒しつつ相場に向き合うのが良いと考えられる。


今週の経済指標は、こちらをご参照ください。

http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.html




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