株式レポート

先週の日経平均のマーケット情報(2020年07月19日~2021年07月23日)

日経平均のレンジ

07/19(月)07/20(火)07/21(水)07/22(木)07/23(金)
始値27,663.4027,351.8027,747.06
高値27,792.5227,564.5227,882.43
安値27,493.6327,330.1527,438.07
終値27,652.7427,388.1627,548.00
前日比-350.34-264.58+159.84

 先週の月曜日の日経平均株価は、4日続落となりわずかではあるが200MAを20円ブレイクしての引けとなった。ドル建て日経平均株価ベースでみると200EMAを完全にブレイクしての引けとなりYLを更新となった。先週末のニューヨークマーケットの引けから予想されたとおりに寄り付きから300円幅を超えるギャップダウンでのスタートとなり、11:20には注目されていたレベルである27,500円を瞬間割り込む局面も見られたが前引けにかけ急激に買い戻されブレイクダウンは免れた格好だ。後場に入っては、買戻し先行の動きとなり27,700円レベルからのスタートなるも戻り売り圧力もそれ相当にあり、後場のトレーディングレンジとしては、27,600-27,700円での膠着状態となり、大引け注目となったレベル200MAは下回っての引けとなった。全体感としては、エーザイを筆頭に中外製薬などの医薬品株のみが上昇となり、87%の銘柄群が値下がりとなったことでほぼ全面安状態となった。東証1部の売買代金は概算で2兆0600億円とわずかに2兆円を上回った。

 先週の火曜日の日経平均株価は、5日続落となり注目されていた27,500円をブレイクダウンしての引けとなり、5日間の下げ幅は1,300円超となった。前日のニューヨークマーケットが3指数揃っての大幅調整となったことで、寄り付きから27,500円の注目レベルをブレイクし、300円幅を超えてのギャップダウンスタートなり、27,300円台のレベルまで売り込まれる局面も見られた。前場は27,350-27,550円のトレーディングレンジでの動きとなり、前引けにおいては、27,500円を上回っての引けとなっていたが、後場においては、この水準が重く一度も上回ることなく推移し27,400円割れでの引けとなった。また、2日続けての200MA割れでの水準で取引を終えた。日経平均株価としては、YLを更新しての引けとなった。この日のトピックとしては、値下がり銘柄が75%、値上がり業種としては、精密機器と食品の2業種となった。また、流石に5連続となったことで、6日騰落レシオが55ポイント台までの低下となり、25日騰落レシオも80ポイント割れとなった。東証1部の売買代金は概算で2兆3900億円とわずかに前日水準を上回った。

 先週の水曜日の日経平均株価は、6日ぶりに反発となるも200MAはレジスタンスとして機能した模様だ。前日のニューヨークマーケットが3指数揃っての強烈な反発の動きを見せたことで、日経平均株価も300円超のギャップアップスタートとなり、一時は27,900円に迫る動きを見せるもロングウィークエンド前と言うこともあってか、この水準をピークに売り方優位の動きとなり前引けは、27,500円ギリギリまで売り込まれる展開となり前場安値の水準での引けとなった。後場においては、前場と異なって27,500-27,600円と100円程度の狭いレンジでの動きとなり14時にかけ27,500円をブレイクする局面も見られたが、この水準以下を積極的に売る向きも少なく大引けにおいてはこの水準をキープとなるも200MAを週末引値でクリアすることなく取引を終了となった。結局、上昇とはなったが、ニューヨークの反発をキャッチアップできる程ではなかった。日経平均VIは、流石の急反発にザラ場中は前日比マイナスの動きで大幅低下となっていたが、大引けにかけては、前日比プラスの水準にまでの切り返しの動きとなっていた。東証1部の売買代金は概算で2兆1400億円とわずかに2兆円は上回ったが閑散相場に変化は見られず。


《今週の想定レンジ28,000円-28,500円》

 今週の日経平均株価について、まずは先週の動きを振り返ると週間ベースでは、450円程度の下落となり、チャートとしては、陰線コマ形状の形成となった。ただ、ドルベースならびに円ベースにおいても、200MAを下方ブレイクしての状況で週末を迎えており、プログラム売買の絶好の標的となるので、この水準での長期滞在は非常に危険な状況と言える。世の中的には、デルタ株感染者の拡大懸念が理由とされているが、本当のところは、長期三角持ち合い相場の離脱のトリガーとなったのかもしれないが本当の理由ではなく、いつものことであるがすべの理由は後付けとなっている。また、5連続安で約1,300円の下げに対して、約160円の切り返しでわずか約12%の戻しといかに今の相場が重たいのかこのリバウンドの状況からみても明白であることは誰にでも理解できるかと思われる。

今週の相場展望

 先週は注目されていたポンイト27,500円を意識した展開とかろうじてその水準をキープしたこと並びに先週末のニューヨークマーケットは、3指数揃ってのLH更新となる動きとなり、日本株マーケットもこれを好感しCME先物も28,200円レベルでの引けとなっていることから、月曜日は大幅ギャップでのスタートとなることが予想される。ただ今週のポイントとしては、今度は28,500円付近がポイントになるものと思われる。このレベルは25MAが通過中で7/13もこのレベルをレンジスタンスとして1,000円超の下落となったことは記憶に新しいものと思われる。基本的にはダウントレンドから再びレンジに帰還の動きなのか?それともダウントレンド継続中で絶好の戻り売りの場の提供となるのか?を見極める重要な週となるものと思われる。週初はつよぶくむ公算は大きいと思われるが、週中において米国FOMCなどの重要イベンを控えており、特に週初高く25MAがレジスタンスとして強く意識された場合週足として陰線を引く確率が高くなることも想定される。今週は中期ダウントレンドからの離脱でレンジ相場に逆戻りとなるのか?もしくはダウントレンドの絶好の戻り売りの急所となってしまうのか?見極めの週と想定する。薄商いの中、価格が飛びまくっているだけに、上への買い仕掛けも考えられるがなんと言っても出来高が伴わないと25MAを大きくブレイクしての上昇は考えづらく、暴騰相場には、冷静にポジションのCompressionがスマートな対処法と考える。


今週の経済指標は、こちらをご参照ください。

http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.html




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