株式レポート

先週の日経平均のマーケット情報(2020年08月02日~2021年08月06日)

日経平均のレンジ

08/02(月)08/03(火)08/04(水)08/05(木)08/06(金)
始値27,493.3227,580.0327,612.9027,526.6727,709.22
高値27,834.6027,724.4527,636.3427,741.5527,888.87
安値27,493.3227,492.4027,488.7427,526.6727,709.22
終値27,781.0227,641.8327,584.0827,728.1227,820.04
前日比+497.43-139.19-57.75+144.04+91.92

 先週の月曜日の日経平均株価は、大幅反発となった。今日の相場は完璧に月末月初のアノマリーどおりの動きとなり、先週金曜日下げた分ほぼそのまま上昇となった。前週末のニューヨークマーケットは、3指数揃っての下落となっていたが、CME225の引けをそのまま反映しての展開となり、寄り天が警戒されていたが、むしろ逆の展開となり、寄り底で上髭付きの陽線となった。しかし、この日の日経平均株価は、またも200MAを回復することができなかった。その一方でTOPIXは、25MAを回復までの反発をみせた。この日もTOPIXの上昇率が日経平均株価を上回り、NT倍率のタイトニングがすすんだ。東証1部の売買代金は概算で2兆4500億円と月初の要因なのか2兆円を大きく上回った。

 先週の火曜日の日経平均株価は、一転反落となった。前日のニューヨークマーケットは3指数まちまちの動きの中、寄り付きはギャップスタートで反落するも、27,700円レベルまでの反発となり、その後は、27,500円をテストする動きとなり、11時過ぎこの水準を割り込むも前引けにかけては、買い戻しの動きとなった。後場に入っては、概ね27,550-27,650円の100円幅での方向感のない動きに終始し、結局後場の高値圏での引けとなった。この日のトピックとしては、結局、200MAが強力なレジスタンスと機能したこと並びに、27,500円レベルにおいては、買いが入るといった膠着状態に変化はみられなかった。騰落は7割の銘柄が値下がりとなるもこの日決算発表を迎えた銘柄群は比較的素直に決算を反映した相場展開となっていた模様だ。また、この日もNT倍率はタイトニングとなった。売買代金(東証一部):2兆1,364億円 売買高(東証一部)2兆円は上回っての引けとなった。

 先週の水曜日の日経平均株価は、2日続落となり小幅安に止まった。前日のNYマーケットは3指数揃っての堅調な動きを見せるも、Correlationの著しく低下した日経平均株価は、小反落でのスタートなり、昨日に続いて再び27,500円をテストする動きを見せるも、割り込んだ後の動きに関しては、買い戻しの洗礼でインデックスは100円程度の反発となり、前引けは27,600円台をキープしての引けとなった。後場に入っては、前場レンジ内での動きとなり、方向感のない膠着した状態が続いた。東証1部の売買代金は概算で2兆4300億円とこの日も2兆円を大きく上回っての引けとなった。この日のトピックとしては、日本郵船と川崎汽船の決算発表で後場のマーケットは大暴れとなった。結果は01銘柄の勝利!増配がキーワードとなり川崎汽船も上方修正ではあったが増配はなく、商船三井についで増配を発表した日本郵船は大幅高となり見劣りする川崎汽船は売り込まれる展開となり日本郵船が大幅高で川崎汽船が大幅安となった。売買代金の盛り上がったのもこれらの海運株が上位入りしたことによる。また、トヨタの決算発表は、1Qは大幅な営業増益となったもののマーケットの評価としては、売り先行の動きとなった。これが現実。NT倍率は5日ぶりにワイドニングとなった。200MAは引き続き割り込んだままの状態が続いている。マザーズマーケットはメルカリのひとり相撲となり、インデックスは大きく売り込まれるもメルカリは、少額融資サービス「メルペイスマートマネー」の提供を材料に7%高となった。

 先週の木曜日の日経平均株価は、3日ぶりに反発となり27,700円を回復するも200MAには届かず。前日のニューヨークマーケットは、ニューヨークダウが大幅反落しSP500指数も軟調に推移する中、NASDAQ指数のみしっかりの展開の中、寄り付きこそわずかに反落となるもその後は、急反発となり27,700円を回復し、その後は、前日比プラス圏での推移となり、27,700円レベルを意識した相場展開となった。後場においては、このレベルを中心とした40円レンジの膠着状態となった。反発となるも200MAの回復にまでは至らず、0.5%程度乖離を縮めるに止まった。200MAは現在日々約20円程度ずつ上昇しており、200MAが上昇していることで、押し目買いが相場を支えた展開であったと言える。25日騰落レシオは残念ながら20日間連続で100ポイント以下での推移となっている。200MAこそ上昇となっているが先行性のある100MAに関しては、7/2にピークアウトとなり下降中となっている。また、2日続けてのNT倍率はワイドニングとなっていた。さらに引け後に注目となったのは、投資主体別の外国人動向であるが、2週連続の売越しとなり、7月の売越し額は、合計約2,470億円となった模様だ。この日のトピックとしては、ソニーのように決算発表を素直に好感する動きやトヨタのように続落となる銘柄などが入り混じった状態となった。また、この日も海運株が高値圏での大暴れの展開となり、業種別では9%強の上昇となった。前回も触れたが日本郵船は12%強の上昇となっているにも関わらず、インデックスへのインパクトはわずかに3円と笑えない状況が伺えた。東証1部の売買代金は概算で2兆2000億円と2兆円は上回るも前日よりも下回った。

 先週の金曜日の日経平均株価は、2日続伸となるも200MAのレジスタンスはクリアできず。前日のニューヨークマーケットがLH更新となる好地合いの中、この日の日経平均株価はわずかに反落してのスタートとなるもその後は、急反発で限りなく27,900円レベルをトライするも200MAのレベルはやはり重く10時過ぎには行ってこいでマイナスレンジへシフトし、前引けにかけては小反発での引けとなった。後場においては、この日の夜の雇用統計を見届けたいとの思惑もあり、概ね27,800-27,830円という非常に狭いレンジでの動きに終始した。東証1部の売買代金は概算で2兆4300億円と前日よりも盛り上がるも上値を追うには至らなかった。この日のトピックとしては、NT倍率はこの日もワイドニングとなったことで、TOPIXにインパクトを与える銘柄群である任天堂、トヨタ、信越化学などが軟調な動きとなった。特に任天堂は-7.2%と強烈な下げとなり、トヨタにおいては3日続落で三羽烏が示現した。


《今週の想定レンジ27,500円-28,000円》

 今週の日経平均株価について、まずは先週の動きを振り返ると週間ベースでは、約530円程度の値上がりとなった。ロウソク足としては、先々週の陰線に対して腹み足を示現した。ロウソク足としては、ちょうど一年前の7月最終週と8月第1週に類似した足と同じチャート形状となった。ただ、昨年は上昇トレンドでの出現となるも今回はダウントレンドでの出現となったことで興味深い状況となっている。先週の傾向としては、4日連続のNT倍率の上昇となっていることで、今週のNT倍率の行方に注目が集まる。先週のトピックとしては、なんと言っても海運業のパフォーマンスと言える。業種別のインデックスとしても週間の上昇率が25%と破壊的な値上がりとなっている。ただこれだけのパフォマンスにも関わらず、日経平均株価への寄与度は、軽微なものに止まっている。また、今週発表となった投資主体別動向は、外国人投資家が2週連続の売越しとなっており、今週の発表に注目が集まるものと思われる。

今週の相場展望

 今週のポンイトとしては、第一にSQ週を迎えることとなる点に注意を要する。先週金曜日のナイトセッションにおいては、225先物が限りなく28,000円をトライしたが、失敗に終わっている。ニューヨークマーケットの主要指数がLHを更新する中であっても28,000円ブレイク出来なかったことが、戻りの限界点であったことを意味するのか?否か?週初の早い段階で決着がつくものと思われる。

 テクニカル面からの支援材料としては、MACDがGCを示現している点、ならびにパラボリックが買い転換となっていることである。次に注目点としては、現在強力なレンジスタンスと機能している200MAを今週ブレイクしてこれるのか?否か?200MAは今週中には28,000円を突破してくるものと思われやはり、28,000円をブレイクしてこれるのかどうかは非常に注目度の高いポイントとなるものと思われる。また、今週おそらくかなり高い確率で25MAと200MAのDCが発生するものと思われ、これはコロナ崩落の3/13以来の出来事となる。前回はDC4日後にボトムアウトとなり相場は反転上昇となった。

 NT倍率の推移に要注目している。というもの8/3(火)以来4日連続でワイドニングとなっており、この意味する動きとしては、SQに向けて日経平均買いTOPIX売りの仕掛け的な動きによるものなのか?否か?ワイドニングが顕著になるにおいて、日経平均株価に対して、TOPIXが大幅にアンダーパフォームとなるのか?否か?が注目点となってくるように思われる。

 最後に、決算発表が山場を迎えることになり特に、8/10の引け後発表のソフトバンクGの決算の発表後のプライスアクションは注目度の高い決算なので見届けたい向きも多いのではないかと思われる。


今週の経済指標は、こちらをご参照ください。

http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.html




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