株式レポート

先週の日経平均のマーケット情報(2020年08月09日~2021年08月13日)

日経平均のレンジ

08/09(月)08/10(火)08/11(水)08/12(木)08/13(金)
始値27,887.0328,045.8428,177.2028,038.96
高値28,128.6128,146.6828,279.8028,070.00
安値27,808.5427,974.9928,006.3127,949.33
終値27,888.1528,070.5128,015.0227,977.15
前日比+68.11+182.36-55.49-37.87

 先週の火曜日の日経平均株価は、3日続伸となるも最後の戻りとなるのか?前週末からのニューヨークマーケットの地合いを受けて、小反発でのスタートとなり、09:30過ぎには28,000円を突破して28,100円台での膠着状態となるも、前引けにかけて行ってこいの動きとなり、前引けにおいては、28,000円台をキープ出来ずに終わった。後場に入っては上限レンジを27,900円台、ボトムに関しては、一時マイナス圏にシフトする動きも見られた。この日一日を通してみるとやはり200MAが強力なレジスタスンと機能し日経平均株価の上値を抑える展開となった。この日のトピックとしては、値上がり業種群に空運、陸運などのアフターコロナの気の早い出直りを織り込む動きと医薬品が賑わいを見せた。その一方で、別子が上期業績上方修正も想定ないでの出尽くし感優勢となりたたき売られたことで非鉄金属が値下がり銘柄群の上位に食い込んだ。また、原油の大幅な下げを受けて石油業も名を連ね、先週は一人相場となっていた海運業が名を連ね相場の足を引っ張った格好だ。この日の総括としては、前場の賑わいは何だったのかのごとく後場に入って大きく値を崩す結果となり、日経平均株価は上昇とはなるも上髭がやや長のトンボ足となりTOPIXにおいても陽線とはなるも非常に上髭の長いほぼ墓標のロウソク足となった。NT倍率のワイドニングに関しては一旦お休みとなった。その一方でマザーズ指数は、力強い上昇となった。東証1部の売買代金は概算で2兆6000億円と値嵩株が乱舞したことで2兆円を大きく上回る展開であった。

 先週の水曜日の日経平均株価は、4日続伸となり28,000円の大台を回復となった。前日のニューヨークマーケットはまちまちの動きであったが、日経平均株価は寄り付きから一気に28,000円の大台を回復する動きとなり3分後には28,100円台を突破となりこの日の高値をつけた後、10:15には一時28,000円を割り込む場面も見られたがすぐさま回復となり、28,000円をキープして前場の取引を終えた。後場に入っては、概ね28,010円から28,070円のレンジでの取引となり、大引けは後場の高値での取引終了となった。大引けは7/27以来の200MAを回復しての取引終了となった。この日の特徴としては、約7割の銘柄群が上昇となるも応答日の騰落がこの日よりも大きい上昇であったため、25日騰落レシオは低下となり、未だ水準は90ポイント割れとなっている。また、ブリヂストンが好決算で5%強の値上がりとなったことで、ゴム製品が業種別の値上がりトップとなり、2番手には海運業が出直りとなった。さらに米国金利の上昇の動きを受けて銀行業が4番手となった。東証1部の売買代金は概算で2兆6400億円とお盆前のポジション調整なのか?売買代金は盛り上がりを見せた。SQ週の水曜日にしてはおとなしいマーケットであった。注目されていたSBG決算は「4-6月期(1Q)税引前は55%増益で着地」となるもマーケットの評価は厳しく1.8%の下落となり、インデックスを25円押し下げる結果となった。

 先週の木曜日の日経平均株価は、5日ぶりに反落となるも28,000円台はかろうじてキープしての引けとなった。前日のニューヨークマーケットはNASDAQ指数は反落となるもNYダウはLH更新となっていたことを受けてか?日経平均株価はギャップスタートとなり戻りをテストする動きとなり、一時は28,200円を超える局面も見られたが、寄り付き25分の出来事でその後は急速に上げ幅を吹き飛ばし前場は28,100円台での引けとなった。後場に入っては、前場とほぼ変わらない水準で寄り付くも勢いはわずか11分で終了、後場の高値は28,160円付近となり、トレーディングレンジとしては、切り下げる展開となり13時以降は前日引値付近での動きとなっていたが大引けにかけマイナスレンジを拡大し、大引け10分前には、28,000円の大台まであと6円までの水準にまで売り込まれるもかろうじて耐えた格好だ。またこの日の200MAは27,994円となっており、首の皮一枚でこの水準を維持した格好だ。東証1部の売買代金は概算で2兆3800億円と2兆円を上回ったが閑散な出来高となった。この日のトピックとしては、またも海運業種がひとり乱舞し売買代金の上位に大手3社が名を連ねる相場つきとなった。先ほど200MAをキープと解説したが、ドルベースの日経平均株価は依然として下回っての推移となっており、翌日のSQ算出後の動きが警戒された。

 先週の金曜日の日経平均株価は、2日続落となりかつ28,000円割れで週末の取引を終えた。前日のニューヨークマーケットは3指数揃っての堅調な動きとなっていたが、日経平均株価は、約20円程度の上昇から始まったかとおもえば、すぐさまマイナス圏に転じ、その後は、前日値を挟んだ小動きとなり、11時過ぎにこの日の高値28,070円をマークするもわずかに反落して前場の取引を終えた。後場においては、前場のトレーディングレンジより狭く推移し、大引け間際に28,000円をブレイクダウンしての引けとなった。この日のトピックとしては、SQ値:28093.15を上回ることなくいわゆる幻のSQで終了してしまった。また、日経平均株価は反落となるもTOPIXはプラス圏で取引を終了していて、NT倍率はタイトニングとなった。東証1部の売買代金は概算で2兆3200億円とSQ精算分も含めてこの出来高なので実質は2兆円をわずかに超える程度となったものと思われる。まさに、お盆前の超閑散相場に売りなしといった状況と言える。SQ算出日にしては、穏やかな一日となった。


《今週の想定レンジ27,500円-28,200円》

 今週の日経平均株価について、まずは先週の動きを振り返ると週間ベースでは約120円程度の上昇となるも、上髭陽線のロウソク足の出現となった。また、週中2日間は200MAを上回る動きとなっていたが、再び週末引値において、この水準を回復することはなかった。先週はone day shortで投資主体別動向の発表が金曜日であったが、外国人投資家は3週間ぶりの買い越しとなっており、今のところ8月は買い越しとなっている。先週はSQ週であったこともあり、先週分の動向が非常に気になるポイントであるとも言える。8月相場も折り返しとなるが、先週末時点においては、月足もとりあえず陽線とはなっているが、8月の9営業日の中で、28,000円を引値でクリアしたのはわずか2営業日となっており、エコノミストなどは、盛んに日本株が割安だとコメントをしているようだがいかに現状水準が適温なのか?どうかはおいておくが、なんとも上値の重さが露呈した2週間となっている。先々週は少々おやすみモードであったが、先週は再びNT倍率のタイトニングが堅調になった1週間となった。7月vs8月のSQ値は上昇となるも来週のポイントとしては、まずは幻のSQをすんなり消しに行けるかどうかに注目である。

今週の相場展望

 今週以降のポイントはトリガー待ちか?先週で大方の決算発表が終了したことで、レンジ相場からの離脱のキッカケ待ちが続く相場と予想される。決算発表とその後のプライスアクションに関しては、以前のレポートでも触れた部分となるが、信用残との需給に尽きる。現在マーケットでは、異常な信用残の積み上がりからの高水準の状況が続いており、前例から類推するにおいては、この異常に積み上がった信用残の整理なしに日経平均株価の上への動きは限りなく難しいものと思われる。先週までにみられた執拗なうざい押し目買い勢がぶん投げるような相場にならない限り、悪抜けは厳しいものと思われる。今週は先週に引き続き閑散な相場状況には大きな変化が見られないとされ、かつ、先週末の状況に見られるように、ニューヨークマーケットがいくらLHを更新するような局面においても、日本株は蚊帳の外の状況に変化はない。ただ、先週発表された投資家動向によると3週間ぶりに外国人投資家が買い越しに転じており、やはり膠着の継続となるにも、ブレイクするにも外国人投資家が大きな鍵を握るものと思われる。最後に市場の関心ごとは、来週開催予定のジャクソンホールミーティングとなっていて、現在のボリュームで上値トライは厳しく、むしろ薄商いの中の売り仕掛けには要注意だ。8月第3週は歴史的に見て重要な転換週と意識されており、膠着相場からの離脱の準備となる週となる可能性も意識しておきたいところだ。


今週の経済指標は、こちらをご参照ください。

http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.html




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