株式レポート

先週の日経平均のマーケット情報(2022年06月27日~2022年07月01日)

日経平均のレンジ

06/27(月)06/28(火)06/29(水)06/30(木)07/01(金)
始値26,741.8026,795.6826,814.2326,753.2826,460.71
高値26,938.4327,062.3126,858.6826,753.2826,531.24
安値26,665.4427,010.2926,687.4726,324.3125,841.75
終値26,871.2726,789.5026,804.6026,393.0425,935.62
前日比+379.30+178.20-244.87-411.56-457.42


 先週の月曜日の日経平均株価は、3日大幅続伸の動きとなり一時は27,000円の大台をトライするも届かず。前週末のニューヨークマーケットの地合いは3指数揃っての大幅上昇となっていたことで、日経平均株価も寄り付きから一気にギャップスタートとなり、26,500円を大きく上回り、26,700円台でのスタートとなりその後は、26,700-26,800円でのこう着状態となった。後場に入っては、取引レンジを切り上げ26,800円-26,900円にシフトし大引けまで堅調な足取りとなった。東証プライムの売買代金は概算で2兆6900億円と3兆円には届かず。短期騰落レシオは、150ポイント台に急上昇となったが、長期騰落レシオに関しては、応答日の加減から低下となった。空売り比率は6/20のマークした49.0ポイントから低下傾向で、42.3ポイントにまで低下となったことで目先のショートカバーは、ほぼ終了したと思われ更なる一段高には厳しい状況となったように思われる。NT倍率は大幅にワイドニングの動きとなった。

 先週の火曜日の日経平均株価は、4日続伸となり27,000円の大台を回復し25DMAをブレイクアップして取引を終えた。前日のニューヨークマーケットは、3指数揃って軟調な動きとなっていたことで、日経平均株価もわずかに反落スタートとなったが、すぐさま反転上昇27,000円をヒットした後は、11時かけてあえなく反落しマイナス転換となり、前場の取引を終えた。一転後場はプラス圏からのスタートなりその後はリニアに上げ幅上昇となり大引け、約10分前には27,000円の大台を再び奪還の動きとなりこの日のほぼ高値圏で取引を終えた。終値で27,000円の大台を回復したのは6/10以来となった。東証プライムの売買代金は概算で2兆8000億円と3兆円には届かなかったが、前日よりも盛り上がったこの日が6月の権利付き最終売買日であったことが、売買代金の増加に繋がったとされる。チャート形状的にも中期移動平均線を上回っての引けとなったが、翌日は権利落ち日となっており、引け間際に賑わった分の反動が懸念される声がマーケットでは囁かれた。短期騰落レシオが異常値の240ポイントまでの跳ね上がりをみせ、長期の騰落レシオも8日ぶりに100ポイントオーバーとなった。NT倍率に関しては、この日のTOPIXのパフォーマンスがよく急速なタイトニングの動きとなった。

 先週の水曜日の日経平均株価は、5日ぶりに反落となり、27,000円の大台割れとなり取引を終了した。前日のニューヨークマーケットがベアマーケットラリー終焉の動きとなり、3指数揃っての大幅安となったことで日経平均株価も反落スタートとなり、その後は、26,800円を中心モードにおおよそ下に100円上に50円といったレンジでこう着状態となった。この日は5DMAが26,677円を通過中で、このレベルをサポートとしながらの動きに終始した。TOPIXにおいても5DMAがサポートとして機能し下げ渋りの動きを見せた。東証プライムの売買代金は概算で3兆8,710億円と4兆円近くに迫ったが、TOPIXのリバランスの商いもあいまって大引けにおいて約1兆5,200億円のクロスが入ったことで、売買代金の水増しとなった。月末前日となったが、この日の引けベースにおいては、4月末の引値を下回っている状況となっており、翌日の引値にマーケットの注目が集まるものと思われる。NT倍率はTOPIXvs日経平均株価のパフォーマンスがTOPIXに優位となり、前日よりさらにタイトニングの動きとなった。騰落レシオに関しては、短期は下落となるも、長期に関しては、応答日の加減により上昇となった。

 先週の木曜日の日経平均株価は、2日続落となり26,500円を割り込んでの引けとなった。
前日のニューヨークマーケットは、3指数まちまちの動きとなっていたが、日経平均株価は、下落してのスタートとなり寄り付き後一時間は、26,600-26,700円のレンジでの動きとなっていたが、IRブレイク後は26,500円をテストする動きとなり下げ幅を拡大するも前場引けの段階においては、26,500円は維持して取引を終えた。一方後場に入っては前場引け値付近で寄り付くもその後は、下げ幅を拡大する展開となり数分後には26,500円を割り込み大引けにかけては、26,400円をはさんだ動きとなり、結局、大引けは26,400円を割り込んで取引を終えた。この日の引けで月足が確定となり、コマ形状の陰線となり、前月末比約880円の下落となり、月末引け値ベースにおいては、YLの更新となった。東証プライムの売買代金は概算で3兆2100億円と3兆円を上回ったが、大引けのクロス商いが1兆円強入ったことで売買代金のかさ上げとなった。2020年7月以来の24か月移動平均を割り込んでの引けとなった。この日の引け後に発表となった。投資主体別売買状況において、外国人投資家はボリュームこそ減少となったが、2週連続の売り越しとなったことが確認された。NT倍率に関しては、6/22以来の14.11倍にまでタイトニングとなった。

 先週の金曜日の日経平均株価は、3営業日続落となり26,000円の大台を割り込んでの引けとなった。前日のニューヨークマーケットが3指数揃っての大幅下落となっていたのにも関わらず、日経平均株価はまさかのプラスレンジからのスタートとなるも26,500円をヒットした後は、急落しマイナス圏に突入、その後はジリジリと下げ幅を拡大する動きとなり、結局前引けは26,100円台での引けとなった。後場はスタート直後から前引値に対してギャップダウンの動きとなり26,000円の大台をブレイクダウンし、その後は、26,000円の大台を回復することはなく推移となり、一時は25,900円を割り込む局面も見られたが、大引けにおいては、わずかに買い戻しの動きも見られたがこの日の安値圏での引けとなった。東証プライムの売買代金は概算で3兆1400億円と3兆円を上回るも、この日も引けでのクロス商いが活発に入った模様だ。この日は全業種が値下がりとなり、NT倍率は急激なタイトニングの動きとなり、14.06倍にまで低下となった。

《今週の想定レンジ25,500円-26,500円》

今週の日経平均株価について、まずは先週の動きを振り返ると週間ベースでは、約550円の値下がりとなり、かつ、週足のローソク足は陰線が確定となった。先々週の上げ分をそのまま吐き出す結果となってしまった。このことはやはり、現状のマーケットがベアマーケットラリーであったことの証明にもなってしまった格好だ。26WMAはそう簡単にクリアできないことが、改めて確認されてしまった格好だが、このことがさらにマーケットの上値を重くすることが安易に想定される。実際、日経平均のEPSは低下傾向となっており、先週末は、もっとも安い水準でのレベルとなった。さらに、国内の能天気なエコノミストは、盛んに日本株の相対的な割安を引き合いに出すが、外国人投資家は売越し姿勢を崩していないことが、改めて先週発表の投資主体別動向から確認された。また、先週は月足が陰線確定となり、24MMAをも下回って引けたことが話題となった。ここもと2年間の平均値を下回る意味することは7月の相場で証明されることになるものと思われる。

今週の相場展望

<テクニカルポイント>
週足ベースでみる日経平均株価に対するコメントとしては、先々週から述べているように、引き続き大きな三角持ち合いの中での動きでトレンドレスな状況が引き続き継続している。ベアマーケットラリーのスタンスに変更なし、むしろ戻りを試したことで、今週は改めて、YL更新の動きには注意したい。先週末は米国金利の大幅低下をサポートに米国株式マーケットは、大幅反発となったが、3連休前のポジション調整に伴う動きとなっていることが容易に類推することができ、あくまでも中期のトレンドは下となっていることに変わりはない。

今週もっとも大事なポイントとしては、SQ週であることで、ボラティリティーの更なる増大に注意な点と需給面においては、インデックスファンドのETFの分配金の捻出にともなるcashの捻出売りが待ち構えている。特に8日にはパッシブ型ETF分配金の支払日(過去最高額)で1兆円強の資金捻出売りが発生すると想定され、ETFに絡む売りが一巡するまでは、買いの手は見送りがちになると思われ、この需給が日経平均株価の上値の重しとなりそうである。特に月曜の動きに関しては、先週末26,000円割れで引けていたのに対して、OSEの引けは26,300円オーバーの水準で終了していることで、このような局面においては、絶好のあて玉が出るものと思われる。

その他、週中にはFOMC議事録の公表や週末には米国雇用統計などの重要イベントが控えていることから、買い戻しが一巡してしまうと、1月の信用期日も考慮しても今週はマーケットにおいて、Good Newsが出たとしても、需給悪が解消仕切らないと上昇は短命となるものと思われる。

7月の相場格言としては、『七夕天井天神底』というものがあるがまさに選挙戦の中、超目先のダウンサイドリスクを無視したとしたら、この意味するところはあくまでも選挙期間中に関しては、下がりにくい?下がらない?が、今年は当てはまる年となる可能性が高いかもしれないことを念頭に相場に望みたいものである。また、過去25年間の7月のパフォーマンスとしては、10勝15負と負け越しとなっており、相対的に考えても上がりにくい月となっているのでこのことを想定しつつ相場に望みたいものだ。

今週の経済指標は、こちらをご参照ください。
http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.php




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