株式レポート

先週の日経平均のマーケット情報(2022年06月20日~2022年06月24日)

日経平均のレンジ

06/20(月)06/21(火)06/22(水)06/23(木)06/24(金)
始値26,156.6226,070.9226,441.7226,134.8926,228.42
高値26,156.6226,418.8426,462.8326,401.9726,519.16
安値25,520.2325,972.2826,149.1726,039.5726,148.56
終値25,771.2226,246.3126,149.5526,171.2526,491.97
前日比-191.78+475.09-96.76+21.70+320.72


 先週の月曜日の日経平均株価は、寄付き天井、一時26,000円をクリアするも2日続落となった。前週末のニューヨークマーケットは、3指数まちまちの動きとなっていて、NASADQが大幅高となっていたことを手掛かりに、日経平均株価は、ギャップアップスタートとなるも、まさに寄付き天井を形成し、わずか10分程度26,000円台での滞在となったが、26,000円割れとなりマイナス圏にシフトしその後は10時前までは、26,000円の攻防戦が繰り広げられたが、売り方優勢の動きとなり、前引けは25,500円台での引けとなった。後場に入っては、買戻しの動きもみられ25,600-25,700円のレンジでの推移となっていたが、大引けにかけては、買戻しの動きも見られ、結局後場の高値圏での引けとなった模様だ。東証プライムの売買代金は概算で2兆7100億円と3兆円には届かずこの日は、TOPIXがVS日経平均株価でアンダーパフォームとなりNT倍率はワイドニングの動きとなった。騰落レシオは依然として低水準にとどまるが、短期騰落レシオは、応当日の加減からわずかに上昇となった。業種別平均は6業種の値上がりにとどまった。

 先週の火曜日の日経平均株価は、3日ぶりに大幅反発となり26,000円を回復となった。前日のニューヨークマーケットが休場となっていたことで、手がかり材料難の中、売られすぎの買い戻しが先行の動きとなり、ジャンプスタートとなり寄り付きから26,000円回復スタートとなり、その後は、26,100-26,200円レンジの動きとなり前引けは結局、26,200円を回復して取引を終えた。後場に入っては、買い戻しの動きがさらに強まり、一時は、26,400円オーバーの局面まで買い進まれた。しかし、その動きも14時すぎにはピークアウトとなり、大引けにかけては、利益確定の動きが強まり、26,200円台への回帰となり大引けは後場の安値圏での引けとなった。大引けにおいては、5DMAをブレイクアップの陽線コマ形状のロウソク足の出現となった。ただ、東証プライムの売買代金は概算で2兆6100億円と3兆円には届かずと買い戻し中心の動きであったことが伺える。前日に空売り比率が49ポイント台まで上昇していたが、この日の引けにおいて、一気に43ポイントへの低下となった。6/16-17に空いた窓を閉めるかに見えたが、この日は締めきれずに終了となった。TOPIXにおいても締めきれずに取引を終了となった。この日は、TOPIXの方がVS日経平均に対して、アウトパフォームとNT倍率はタイトニングの動きとなった。

 先週の水曜日の日経平均株価は、26,000円はキープするも一転反落となった。前日のニューヨークマーケットは3指数揃っての大幅反発となっていたことで、日経平均株価もギャップスタートとなったが、寄り付きがほぼ高値となり上げ幅を縮小し、9:30過ぎにはマイナス圏へ転落となり、その後は、前日値を挟んで上下動を繰り返し、辛くも前場引けは、わずかにプラス圏での引けとなった。後場に入っては、いきなりマイナスレンジからのスタートとなり14時付近で瞬間プラス圏に浮上する局面も見られたが、大引けにかけては、売り方優勢の動きとなり、大引けにかけてはさらに一段安となり、前場安値を更新となり結局この日の安値圏での引けとなった。東証プライムの売買代金は概算で2兆5700億円とこの日も3兆円を大きく割り込み薄商いでの取引となった。この日もTOPIXvs日経平均株は、TOPIXがアウトパフォームとなり、NT倍率はタイトニングの動きを見せた。この日の空売り比率に関しては、微増の動きとなり44ポイント台となった。また、ドル円相場が136円台後半からドル安円高にpull backしたことで、ドル建日経平均の下げは円ベース比では、軽微なものとなった。

 先週の木曜日の日経平均株価は、前日より一転小幅高で取引を終えた。前日のニューヨークマーケットは3指数揃っての軟調な動きとなっていたのにも関わらず、日経平均株価は、ほんのわずかにマイナス圏でのスタートとなった直後は、10時にかけて26,400円への切り返しの動きをみせるも10時過ぎからは、上下動を繰り返しながら11時前にはマイナス圏へ転落となり、結局、前引けはわずかにマイナスでの引けとなった。後場に入っても引き続き、軟調な動きに前日引値を挟んで上下動の繰り返す、方向感のない相場展開となり、大引けは辛くもプラス圏での引けとなった。この日の日経平均の騰落自体は、値下がり銘柄の方が大きかったのにも関わらず、プラスで引けたことで値嵩のユニクロとソフトバンクGがインデックスを釣り上げていたことが確認される。また、TOPIXはマイナスの引けとなっているが、この日の騰落としては、値上がり銘柄の方が多く、TOPIXベースにおいてみても値嵩株が賑わった日と言えるであろう。東証プライムの売買代金は概算で2兆6500億円と3兆円割れとなっていた。最後にこの日もっとも注目となったのは、引け後発表となった投資主体別動向で外国人投資家は、約8,040億円の売越しとなったことが確認された。また、この日までの6月ベースにおいては、約6,200億円の売越しとなっているこが確認された。また、先々週の買い越しの意味がSQ値算出に伴うものであったことが確認された。

 先週の金曜日の日経平均株価は、一時26,500円を回復する局面もみられ大幅続伸となった。前日のニューヨークマーケットが3指数揃っての大幅高となっていたことを受けて、日経平均株価は、寄り付いた直後、一瞬わずかにマイナス圏に振れる局面もみられたが、その後は、リニアに上昇傾向となり、前日高値の26,400円をトライする局面もみられたが、前場では攻めきれず、26,300円台で取引を終えた。後場に入っては寄り付き直後から買い方優勢の動きとなり、ジリジリ高値を切り上げる展開となり、14時過ぎからは26,500円に到達しその後は大引けまで、この水準でもみ合いの展開となり、大引けにおいては、わずかに割り込んでの引けとなった。この日はNASDAQの堅調さにリンクして、ITハイテク関連銘柄の値がさ株が日経平均銘柄の寄与度上位を独占した格好だ。東証プライムの売買代金は概算で2兆9500億円と3兆円に限りなく近い水準にまで膨らんだが内容としては、引けの大口クロス商いが目立って入ったのが特徴である。また、この日のポイントとしては、5DMAをサポートに綺麗な形で上昇トレンドをmakeした格好となった。さらに米国マーケットにおいて、ロングエンドの金利が大幅低下の流れを受けて、マザーズ指数は爆騰の動きとなり、5.6%の上昇となった。NT倍率は、この週水曜日に14.11ポイントまでのタイトニングの動きを見せていたが、週末に大幅にワイドニングとなった。

《今週の想定レンジ26,000円-27,000円》

今週の日経平均株価について、まずは先週の動きを振り返ると週間ベースでは、約520円の上昇となり、下髭の長い陽線の出現となった。5/12の25,688円を一時割り込む局面もみられたが、25,500円レベルが意識された感があり、水曜日から反転モードとなった。大きな三角持ち合いを下方ブレイクダウンし、pull backの波動入りと見られるが、上値は相当重い印象だが、安値を売り叩かない理由としては、選挙戦入りしたことが最大の理由付けとされる。その一方で、特徴的な動きとなったのは、やはり外国人投資家動向で先週発表された動向は大幅に売越しとなり、かつ、6月月間ベースにおいても、大幅売越しとなり、5月に続いて2ヶ月連続の売越しとなるのか?が今後の注目ポイントでもある。外国人投資家が大幅に売り越す中、逆に大幅買い越しとなったのが、いつものごとく個人投資家で、今後の最大の懸念材料であると思われる。

今週の相場展望

<テクニカルポイント>
週足ベースでみる日経平均株価に対するコメントとしては、先週も述べたように、引き続き大きな三角持ち合いの中での動きでトレンドレスな状況が引き続き継続している。ベアマーケットラリーのスタンスに変更なし。戻りの最終局面とみる。前週末のニューヨークマーケットは3指数揃っての大幅上昇と戻り相場の様相を呈してきた動きを見せている。ただ、米国市場は、基本利上げ過程における途中経過であることで、FOMCのサイクルにあわせた相場展開となることは免れず、かつ米国のインフレ関連市況からは目を離せない状況が継続する。日米ともに戻りのターンが週初においては継続が期待され、25DMAをトライする局面は期待できるが25DAM自体がトレンドレスな状態であるが故に、ブレイクしたとしても、焦って上値を買う必要性は全く見当たらない。

大きな懸念材料としては、日経平均EPSの伸び悩みと外国人投資家の大幅売越し姿勢が継続中となっていること。これに対して、個人投資家が信用取引、全開モードで買い向かっている点である。このようなケースの場合はまず、99.9%の確率で個人投資家が痛手を負うことが常に繰り返されている。

この一方で、選挙は買いというたちの悪いアノマリーというか、むしろ迷信まがいのムードのみがマーケットを唯一楽観論に導いている状況にある。よって今週と来週までは、レンジ相場を形成する確率が高いと想定はされる。全くもって根拠のない期待だけの選挙期間は全く持って、いつもの相場状況以上に想定しづらい展開となるものと思われる。また、注目点としては、日経平均株価の月足にも注目したい、先週末時点においては、陰線となっており、前月末比約780円の値下がりとなっており、約800円超の上昇が必要となってくる。果たして選挙だけを材料に下げにくくなることはわかるが、上値を買う必要性は全くもって見当たらない。

今週の経済指標は、こちらをご参照ください。
http://www.foresightbusinessjp.com/4_1_news-today.php




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